13歳からのアート思考 教育に活かす
みなさんこんばんは。
初任者小学校教諭のかよです。
最近のTwitter教育界で話題だった教育書をやっと読むことができたので、アウトプットしていきたいと思います。
それはこちら
「こんな授業が受けたかった! 」
700人超の中高生たちを熱狂させ、
大人たちもいま最優先で受けたい「美術」の授業!!
論理もデータもあてにならない時代…
20世紀アートを代表する6作品で
「アーティストのように考える方法」がわかる!
いま、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、
「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。
本書は、中高生向けの「美術」の授業をベースに、
- 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
- 「自分なりの答え」を生み出し、
- それによって「新たな問い」を生み出す
という、いわゆる「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説した一冊。
「自分だけの視点」で物事を見て、
「自分なりの答え」をつくりだす考え方を身につけよう!
この本を読んで、自分がどれほど「~ねば」という思いに縛り付けられていたかがわかりました。
作者は言います。
「私たちは1枚の絵画すらじっくりと見ていられない」
冒頭のモネの「睡蓮」の絵。
蛙を探すことから本は始まります。
実際には蛙は描かれていません。
しかし、一部の子供には蛙が見えるんです。
それを大人はどうしても否定しがち。
物事はこう見えていいなければいけない、またはこれを教えないといけないからずれてはいけない。
など、理由は様々だとは思います。
けれども、こう見えていなきゃいけないというものは実は少ないのかもしてません。
今の子供たちには、「自分のだけの視点」で物事をみることを大切に、
「自分なりの答え」を出す方法を見つけて欲しいとそう考えさせてもらえる1冊です。
特に、子供のころにピカソの絵を
「うわっ下手だな。こんなの自分でも描けるよ」
と思った方。
必読ですよ。