初任者教員(小学校)かよ先生のブログ

初任者ならではの視点から、教育や学校についてつっこんでいきます。少しでも役立てば光栄です。失礼すみません。

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聲の形 簡単な感想(ネタバレ含む)

みなさんこんばんは。


初任者小学校教諭のかよです。


金曜ロードショー

聲の形(1) (週刊少年マガジンコミックス)


観ましたでしょうか?


上映当時から話題になった作品です。



「いじめ」とは、一体何なのか。大変深く考えさせられる作品です。



物語は、主人公「石田将也」のもとに転校生が来るところから始まります。将哉


転校生「西宮梢子」がやってきまた。



しかし西宮さんは、耳が聞こえないのです。



始めは、友好的な子も多かったクラスメートですが、だんだんと嫌がらせが始まります。





個人的に私が許せないのは、この6年2組の担任です。



配慮が全くありません。



それは、耳が聞こえないからという配慮ではありません。




クラスが集団として成り立つための、配慮を全くしていないのです。



そりゃあクラスは荒れますよ。いじめも起きますよ。




最終的には、校長先生の話を遮ってまで「石田将也」に責任の押し付け。


本当に見ていて胸糞が悪い場面でした。



そして同時に胸糞悪いのは、

「川井 みき」の存在です。

典型的ないじめの傍観者。


自分は手を加えず、注意している振りをしつつ、いじめを笑っている。

いじめっこが一番悪いのは当たり前ですが、この子も同罪だと思います。

許せません。



いじめについて、考えるうえで大変有意義な時間となりました。


学校でいじめについて話したいと思います。






そして、実はこれ、映画だけでなく道徳教材になっているのです。

www.toei.co.jp


このマンガがすごい!2015 オトコ編」第1位を受賞した感動作「聲の形」(講談社)を道徳・人権学習用教材ドラマとして完全映像化!!「いじめ」や「障がい者との共生」などの難しいテーマを、視聴者が自然に考えることができる視聴覚教材です。 監修:全日本ろうあ連盟 上映時間:30分 授業で使いやすい【学習指導案】【ワークシート】付き
©大今良時講談社

価格 66,000円
学校特別価格 33,000円



値段は少し高めですが、学校で買えばずっと使えそうですよね。


こちらも良ければ活用ください。