【かよの本大賞】上半期受賞作品発表
こんばんは!
初任者小学校教諭のかよです。
【かよの本大賞】
上半期受賞作品を発表します。
かよの本大賞とは、
私が個人的に面白いと思った本を、上半期下半期で一番面白い本を紹介するというものです。
受賞作はこちら!
2018年本屋大賞
王様のブランチブック大賞
ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2017
埼玉イチオシ本2017
第11回神奈川学校図書館員大賞
熊本学校図書館大賞2017
啓文堂書店文芸書大賞
堂々の7冠!!
まずは【簡単なあらすじ】から
あなたを、助けたい。
いじめにより不登校になったこころ。閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物とオオカミの仮面をかぶった少女。そこにはちょうどこころと似た境遇の6人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
【感想】
この本はすごい。。。
1日で読んでしまいました。
(一気読みをオススメします)
本当に傑作です。
傑作という言葉が、軽く感じられるようなすごさです。
今まで何冊か辻村深月作品は読ませてもらいましたが、その中でも別格中の別格。
何がって、伏線がすごすぎることです。
途中で私が見抜いたことなんて本当に大したことがなく、恥ずかしいくらいでした。
すべての文章に意味があり、つながっていく。
「これを読んでない人は人生損してます」ってはっきり言えちゃいます。
それくらい面白かったです。
特に、今不登校で悩んでいる子供や保護者の方にも読んでもらいたい一冊です。
「たかが学校」そう思わせてくれる。
心が楽になる。そんな本になっています。
読了後は涙、涙、そして明日への希望が見えてきます。
ぜひ読んでみてください!