初任者教員(小学校)かよ先生のブログ

初任者ならではの視点から、教育や学校についてつっこんでいきます。少しでも役立てば光栄です。失礼すみません。

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働き方改革 初任者小学校教師の一日

 

みなさんこんばんは。かよです。

 

 

毎日ほぼ定時に帰り、ほぼ残業無しの「初任者かよ」の一日(ルーティン)を書いていきたいと思います。

 

ご自身の働き方改革に活かせてもらえるとありがたいです。

 

AM7:00

通勤時間中にタブレットを使い、

 

最新モデル Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB) - シルバー (第2世代)
 

一日のシミュレーション、教材の確認、予定をチェック

(もちろんiPad Proではありません・・・)

 

 

AM7:30

学校到着

 

タイムカード、出勤事務を一瞬でこなす。

 

教室に向かう途中に、一日の流れの最終確認

 

 

 

 

AM7:35

黒板に朝のメッセージ、一日の流れを書く。

 

AM7:40

昨日終わらなかった、ノートチェックやコメント書きをする。

子供が登校したら、挨拶と雑談。

周りに集まりすぎて、仕事できなくなる。(それがまた嬉しい)

 

 

AM8:15

朝の会スタート

朝の会はシンプル。

挨拶、連絡のみ。

 

朝学習

ドリルと読書

終わった子から提出してもらい、高速〇つけ。

 

 

 

1時間目(算数)

 

計算プリント、面白算数、フラッシュカードなどをローテーション。

 

単元進める。

パソコンを使い導入からまとめまで。

最後に感想をノートに書く。

早い子から提出してもらい、内容確認。コメント書き。

 

 

2時間目(国語)

 

辞書引き、漢字トレーニング、言葉集め、音読などをローテーション

取り組めているか1周見てから、算数のノートのコメント書き。

周りに目を配らせながらやる。これが結構難しい。

 

単元を進める。

最後に感想をノートに書く。

早い子から提出してもらい、内容確認。コメント書き。

 

 

休み時間

 

外で遊ぶ。

今のところ全員が外へ。できる範囲のことをして遊ぶ。

お腹が空く。

 

 

 

3時間目(社会)

 

地球儀対決、地図調べ、都道府県、フラッシュカードのローテーション

集中している隙を見て算数のコメント書き

 

単元進める。

まとめ方は、パソコンを使ってそれぞれで。

それぞれの進行状況、学習の感想をノートに。書いて提出。

 

 

4時間目(理科)

 

理科室へ移動

白衣に着替える(雰囲気出すため)

ちゃんと買って準備しています。

 

実験器具の準備片付けは、子供たちで。それも勉強。

 

単元進める。

まとめ、感想をノートに書いて提出。

 

理科室の片付け鍵の片付けなどは、全て教室当番システムに組み込んでいるため、最終確認のみ。

 

 

給食

 

最初の一週間は、配膳準備、片付け、「いただきます」から「ごちそうさま」までを、徹底指導。

 

流れに乗ってからは、ここが一番の仕事時間。

 

給食準備している間に、ひたすらコメント書き。

ポイントは、「悩まないこと」。

一人当たり20秒以内。

 

ここで、3時間目の社会分までは終えられる。

 

 

そこから早食い。(昔から鍛えていました)

 

 

今はグループなどで食べられないため、自分のペースで食べられる。

 

 

 

掃除・昼休み

 

一緒に掃除する。

一緒に遊ぶ。

この一緒に同じことをやるのが、かよ的学級経営のポイント。

 

 

 

5時間目(体育)

 

教室の当番システム通りに、整列から準備運動まで。

その間に、用具の準備や線引き。

終わり次第合流、最後の確認ストレッチを一緒に。

 

一緒に軽い運動。(ランニング、遊具、ドリルなど)

 

学習を進める。

感想を体育カードに書く。

(体育はハンコだけです。体育教員の方すみません)

 

集めずに、書いた子からその場で押しちゃうのがポイント。

浸透印を持ち歩いておけば、すぐに押せる。

こうすることで、集める⇒開く⇒閉じる⇒開く・・・の繰り返しや、返すためにまた配るという時間短縮になります。

 

 

6時間目(特活)

 

学級活動の見直し

うちのクラスは、「ニコニコクラス会議」という名前で学級会を行っています。

今までの振り返りや、これからもっとクラスをよくするためにどうすればいいかを話し合います。

司会は輪番で全員が。

 

私は、話の流れを見極めつつノートのコメント書き。

これも結構難しい。

 

子供たちも、議論中困っても私には聞かなくなりました。

(私は「じゃあ、どうする?」しか基本言わないので笑)

 

 

帰りの準備

 

音楽を一曲、流している間に帰りの支度。

(曲は子供のリクエストか私の好きな曲)

 

ちょっと長めの曲がポイント!

 

なぜなら、ここが実は仕事所なのです!!

 

音楽が流れている最中は、「早くして」とか「遅いよ」とか注意はしません。

ひたすら、コメント書き。

これでだいたい、4時間目(理科)の半分くらい終わるはず。

 

音楽が流れ終わったら、確認。

できている子を褒める。

 

早く支度をした方が気持ちよく友達と話せるよね。という価値づけで、ほぼみんな時間内に終わります。

(音楽を長めに設定しているメリットもここに)

 

帰りの会

 

帰りの会もシンプルです。

連絡

挨拶

 

のみ。

 

たまに、子供から発表や報告などありますがそれ以外は一瞬で終わります。

 

子供も大人も早く帰りたいですしね。

 

さよならしたら、残っている子供とおしゃべり。

 

 

この他愛のない時間が一番好きかもしれません。

 

 

いつまでも帰らないのは困るので、会議がない日も会議だと言って職員室に戻ります。

 

(子供も気づいていますけどね)

 

 

そこから、学年会や事務仕事など優先事項順に仕事を、定時まで進めます。

 

 

最後のポイントは3つです。

 

①定時には終わらせる

②優先事項を決める(提出期限の順番)

③明日できることは今日やらない

 

 

 

①定時には終わらせる

 

時間を決めてやらないと、ダラダラ仕事をすることになってしまいます。

何か予定を入れたり、自分を追い詰めることが大切です。

 

 

 

②優先事項を決める(提出期限の順番)

 

いくら定時に帰れたとしても、提出期限を守らず周りに迷惑をかけてしまったら意味がありません。その日やることを事前に決めておきます。

やることは、その場で考えたり、TODOリストにまとめたりしてしまっては時間の無駄です。

そのための朝の通勤時間の活用です。隙間時間を活用しましょう。

 

あとは先輩に頼ります。誰も見ていなかったり、ほぼ意味のない書類に時間をかけては無駄です。

この書類が重要かどうは、先輩に聞いてみましょう。

 

 

 

 ③明日できることは今日やらない

 

まだまだ間に合うことを先回りしすぎて、時間を無駄にかけてしまっては意味がありません。人間、時間があるとこだわってしまいがちです。

やらなくていいことは明日に回してしまいましょう。

 

私がこだわっている、ノート集めコメント書きも、自分を追い詰めるほどこだわってはいません。

もし他の仕事で間に合わないのであれば、謝って返します。

正直に話せば、子供たちもわかってくれるはずです。

 

 

 

初任者のくせに色々とえらそうに書いて申し訳ありません。

 

特に初任者ということもあり校務分掌が軽いことや、コロナの影響で本来ある行事がないことも、早く帰れる要因になっています。

 

 

何より一番は、周りの学年を組んでいる先生方のおかげです。

支えてくれたり、助けてくれたりと、気持ちよく仕事ができています。

届かないとは思いますが、感謝でいっぱいです。

 

 

少しでも、先生方の勤務時間が減ることを願ってかいてみました。

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。