冷たい校舎の時は止まる 辻村深月 を読んで
みなさんこんばんは。
初任者小学校教諭のかよです。
ここぞとばかりに、ブログを更新していきたいと思います。
テーマは「オススメの本」です。
今回はこちら
第31回メフィスト賞受賞作!
またまた辻村深月さんの作品です。
本当大好きなんですよね。
ミステリーにはまってしまうと他の作品が読めなくなってしまうくらいです。
「冷たい校舎の時は止まる」この作品の舞台は、学校です。
あらすじはこちら。
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。
大学受験を控えた高3の冬、雪の中登校した8人の生徒たちは、無人の校舎に閉じ込められる。クラスの学級委員達8人以外の姿が見当たらぬ中、学園祭で自殺したクラスメイトの名を、どうしても思い出せないことに気付く。自殺したというクラスメイトがこの状況に関わっているのか。この8人のうち、1人が死んでいるのでは…? 疑心暗鬼はふくらみ、彼らは追いつめられていく。
迫る5時53分の恐怖と戦いつつも、過去の闇に立ち向かい、彼らは文化祭で自殺したクラスメートの名を探し続ける。
「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト(犯人)」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由とは…
最近話題になった、芸能人の自殺。
自殺とか色々なボタンのかけ違いで起きてしまうということ。
特に高校生という多感な時期だからこその悩み。誰もが自殺する可能性をもっている、だからこそ相談する相手や仲間が必要だと改めて考えさせられるストーリーになっています。
最後まで誰が犯人かはわかりませんでした。
そして、さすが辻村深月さん。最後の衝撃はなかなかのものです。
良ければ読んでみてください。