初任者教員(小学校)かよ先生のブログ

初任者ならではの視点から、教育や学校についてつっこんでいきます。少しでも役立てば光栄です。失礼すみません。

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学級経営でお悩みの先生へ~クラス再生術~

こんばんは。かよです。

今日はクラスの再生術についてお話します。

 

もちろんそこまで崩れてない方も、

 

子供との関係がうまくいってないなとか、
クラスの雰囲気があまり良くないと思ったときには、

 

下記のことを参考にしてもらえると嬉しいです。

 

今回は5つのことを紹介します。

①笑顔

②服装

③話し方

④聞き方

⑤行動

最後に

 

 

 

 

①笑顔

笑顔がうまくできてない可能性があります。
自分の笑顔見たことありますか?
私は以前飲食店で働いていたので、笑顔の重要さを人一倍わかっているつもりです。
今もそうですが、人前に立つときには鏡などで30秒笑顔の練習してからにしています。


口角を上げて戻す。これを10回繰り返す。

頬の筋肉を持ち上げて目を細くする、これを10回繰り返す。

最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れてくると思います。

 

②服装

子供が学校で、1番見るものはなんでしょうか?

第一に、黒板。そしてそこに板書をする先生の姿です。

以前、ボランティア先の子供にクラスカラーを聞いたことがありました。

その子は少し悩んだあと

「んー黒かな。先生がよく黒着てるし」

私にとって衝撃でした。そのクラスはどちらかというとどんよりした雰囲気。もちろん子供達の実態も違いますが、子供の担任の服装から得る情報は、心理的に少し影響を与えるのかもしれません。

毎日可愛くてオシャレな服を着る必要はありませんが、明るめな色を着たほうがいいかもしれません。

 

③話し方

話し方によって、子供が悪い印象を抱いてしまう場合もあります。

特に気をつけなければいけないのは、語尾の強さだったり、早口で何を言っているかわからなかったり、特徴的な話し方だったり…

それらは自分ではわかりません。子供と関係ができていれば教えてもらえることがありますが、それがない場合、影で言われてしまいます。

自分では気付けないから仕方ないのではなく、変える努力は必要です。

授業を録画したり、子供達にアンケートを取ったり、同僚に聞いてみたりやり方は色々あります。この視点も忘れずいたいですね。

 

④聞き方

どんなにうまくいってない学級でも何人かは担任に対して、好意を抱くまたは嫌悪感を感じていない子がいます。その子達はきっと話しかけてくれるはずです。

その対応の仕方で、今後の学級の未来が変わります。

まず話を聞くときは、何かをしながらは絶対NGです。しっかり目を見てうなずきながら聞く。オーバーリアクションなくらい反応する。その子が笑う。そうすると周りも楽しそうだと近づいてきます。

そうなればこっちのもの。こちら側の子供がどんどん増えてきます。

つまり、話しかけて来きてくれる子達への対応の仕方で周りの子からの評価も変わっていくということです。

 

⑤行動を共にする

休み時間一緒に遊ぶ先生はたくさんいると思います。

しかし、プリントを一緒にやったり、掃除を一緒にやったり、着替えをしたりをする先生は少数派だと思います。

子供は一緒に行動してくれる人を好む習性があります。

 

百マスプリントでもいいです。子供と一緒にやり、タイムを競い勝つことで「先生やっぱりすごいな」と思う子が多くなるでしょう。

 

着替えもそうです。いつも同じ服を着ていませんか?

子供には体操服に着替えるように伝えて、先生は着替えず体育、終わってもそのまま。

行動面もそうですが、もしかしたら臭いや汚れを気にする子もいるかもしれません。

 

掃除についても同じです。

ここは私自身が1番大切にしているところでもあります。

 

よく掃除の時間は丸付けや事務処理の時間だと言う教員もいます。その他で補えるベテランなら良いでしょう。

 

掃き掃除しかやらないで、「しっかり拭いて!」と指導する教員もいます。それで不満も漏らさずしっかりできる子達なら良いでしょう。

子供も大人と考え方は変わりません。

自分ではやらない人に命令されるのは嫌なはずです。

 

だから私は一緒に拭き掃除をします。

早く拭きたいから、掃き掃除の子を急かします。自然と掃除のテンポが早くなります。

私が拭くので他の子も拭きます。

拭かない子が居ても、私もやってるので説得力があります。

 

 

最後に

 

これらを全てやったからと言ってすべてがうまくいくとは限りません。

だからと言ってやらなければ、うまく行かない現状も変わりません。

 

しかし一つだけ言えることは、教員に元気がないクラスは子供も元気がありません。

 

教員が自信を持っていない(傲慢でなはく)クラスは荒れやすいです。

 

今回のことが少しでも参考になり、子供たちが楽しく学校生活を送れることと、先生達の健康を願っています。